モルモットの体表にできる腫瘍は
毛包腫や乳腺腫瘍が圧倒的に多いです。
背中に、しこりがあるときは毛包腫のことが多いです。
私の歴代モルモットも3匹できました。
たまに、どんどん大きくなるときがあります。



ほとんどは良性ですが、まれに悪性のことがあります。 出血がひどいときは注意しましょう。
治療は手術で摘出しますが、大きなものは縫合が困難になります。
早めに病院で相談することをおすすめします。
乳腺腫瘍もモルモットに多く発生します。
特にオスのモルモットは普段から乳頭をチェックしましょう。
爪切りのときについでに見るのがおすすめです。 爪切りついでに病院で健診受けるのが理想的です。
一歳未満の若いモルから高齢のモルまで、 幅広い年齢で罹患します。
私の初代モルモットのもるもるくんも4歳で乳腺癌になりましたが 、小さなうちに摘出しました。
はじめは乳頭から分泌物が出るだけのことがあります。 乳頭の付近にしこりができたら、乳腺腫瘍をまず疑います。


片側にできることが多いですが、
将来的に逆側にできることもあるので、
一度の手術で両側の乳腺をとってしまうこともあります。
モルモット界隈では、乳頭を摘出することを「バイちく」 と言います。
バイバイちくびの略かと思われます。
他にもモル界隈ではいろんな造語があります。 モルモットの飼い主さんをSNSでフォローしてモル情報を集めま しょう!
その他に多いのは、脂肪腫、脂肪肉腫、線維肉腫等です。
いずれの腫瘍でもまずは、 エキゾチックに詳しい病院で相談してみてください。
しこりは、腫瘍以外のこともあります。
普段からモルをよく触って早めの発見と受診を心がけましょう。