• ■ アクセス
  • ■ 住所

    〒340-0022
    埼玉県草加市瀬崎2丁目24-8

    ■ お電話でのお問い合わせ

    TEL:048-920-3800

    TEL:080-5864-3800

ブログ

モルモットに多い体表腫瘍

モルモットの体表にできる腫瘍は

毛包腫や乳腺腫瘍が圧倒的に多いです。

 
背中に、しこりがあるときは毛包腫のことが多いです。
私の歴代モルモットも3匹できました。
たまに、どんどん大きくなるときがあります。
 
 
ほとんどは良性ですが、まれに悪性のことがあります。出血がひどいときは注意しましょう。
 
治療は手術で摘出しますが、大きなものは縫合が困難になります。
早めに病院で相談することをおすすめします。
 
 
乳腺腫瘍もモルモットに多く発生します。
特にオスのモルモットは普段から乳頭をチェックしましょう。
爪切りのときについでに見るのがおすすめです。爪切りついでに病院で健診受けるのが理想的です。
 
一歳未満の若いモルから高齢のモルまで、幅広い年齢で罹患します。
私の初代モルモットのもるもるくんも4歳で乳腺癌になりましたが、小さなうちに摘出しました。
 
はじめは乳頭から分泌物が出るだけのことがあります。乳頭の付近にしこりができたら、乳腺腫瘍をまず疑います。
片側にできることが多いですが、
将来的に逆側にできることもあるので、
一度の手術で両側の乳腺をとってしまうこともあります。
 
モルモット界隈では、乳頭を摘出することを「バイちく」と言います。
バイバイちくびの略かと思われます。
他にもモル界隈ではいろんな造語があります。モルモットの飼い主さんをSNSでフォローしてモル情報を集めましょう!
 
 
その他に多いのは、脂肪腫、脂肪肉腫、線維肉腫等です。
 
 
 
いずれの腫瘍でもまずは、エキゾチックに詳しい病院で相談してみてください。
しこりは、腫瘍以外のこともあります。
 
普段からモルをよく触って早めの発見と受診を心がけましょう。