おはこんばんちは、トレーニング担当の小島です。
新型コロナウイルスで外出もままならない昨今ですが犬猫を新しく飼う方が増えてきました。その分問題行動で困る人も増えてきています
今回は問題行動が起こる予兆を紹介したいと思います。
・何かを要求してくるようになった。
これ可愛いですよねー自分が求められるってのはうれしいものです。ですがこれ問題行動の予兆なんです、要求=わがままなので甘やかしていると我慢を知らずに大きくなりある日突然牙をむき唸り咬みつくようにます。
・散歩を終わらせるのを嫌がる。
これは要求なんですがこれに関しては聞いてあげてください。これ重要な事なのでもう1度言います、散歩での要求は聞いてあげてください。本人が満足するまで行ってあげてください。犬のストレス発散は運動する事だけなのでこれを疎かにするとある日急に咬まれます。
・インターホン等の物音に吠えたり、物を壊すことが増えた。
これは予兆というより始まりですね。人間社会で生きる為には我慢さえすれば衣・食・住は保証されますが動物の世界は弱肉強食で我慢なんてしたら命取りなので我慢なんてしません。吠える、咬むは動物はやって当たり前なんです。(日本人が玄関で靴を脱ぐのと同じくらい)それをやらずに我慢するのがどれだけのストレスになるか想像できますか?土足で生活できますか?箸やスプーンを使わずに手で食べられますか?嫌ですよね犬も一緒です吠えたいし咬みたいんです。それを散歩で発散させるんです。我慢→発散をしばらく続けると人間社会での生き方に慣れます。吠えなくなるし咬まなくなります。
問題行動で悩んでる飼い主さんのほとんどがこれと真逆の行動をしています。
家では甘やかし散歩は犬が満足するまで行かない(人間都合で終了)言い換えると我慢する事を知らずにストレス発散が足りない、こんな生活をしてたら問題行動を起こすのは当たり前ですよね。
問題行動でお困りなら教室に行くよりも先に生活環境を見直して下さい、せっかく教室に行っても生活環境ができてなければ行っても直ぐに元に戻ってしまうでしょう。
トレーニングで1番大事なのはテクニックとか等ではなく運動と信頼関係です、犬が満足する運動時間が作れるかどうかです。仕事や家事でお疲れなのは重々承知ですがこれが確保できないとスタート位置に立てませんので頑張って確保してください。一緒に運動すれば自ずと信頼関係は築けます。人間社会で生きるということは常にストレスにさらされてるということです。人間社会は色んな制約があって成り立っています、犬にもそれに慣れてほしいのです。それが人間社会で生きるということに繋がりそれを教えることが犬を飼うということです。
もしお困りでしたら小島にご相談ください。